【終末期 在宅での看取り】寝た気がしなかった夜
昨日は朝からすごい高熱でしかも呼吸まで苦しそうで、見ていても落ち着きませんでした。
とうてい静かに眠るように、、、とは言えないな、そんな風に見えていました。
ただ、夜寝る前には、朝ほど呼吸は荒くなくなっていたので、朝までにどうなるのか不安に思いながら床につきました。
そのせいか、寝付きもよくなく、頭の中はずっとそのことでいっぱいで、眠りが浅くなるとすぐに考えてしまい、明るくなるまでベッドにはいたものの、寝た気のしない夜でした。
深夜は父から電話もないだろうと思うものの、午前3時を回るといつ電話が掛かってくるか、、、と思うだけで落ち着きませんでした。
だけど幸い、朝まで電話は鳴りませんでした。
午前7時前に母のところに行くと、体温はまだ少し高かったものの呼吸は落ち着いていました。
酸素濃度はもう私の持っている機械では測定できないので測っていません。
口の中に溜まっている痰を少し吸引して、身体の向きを変換し、午前9時に訪問看護師さんが来られるのを待ちました。
呼吸が落ち着いているおかげで、昨日のようにドキドキせずに待っていられました。
9時15分に来られました。
訪看さんと入れ違いに、父(89)がかかりつけ医のところに自転車で出かけて行きました。
それから訪看さんといろいろお話をしながら、お世話のお手伝い(といっても物の準備)をしていました。
ベテラン看護師さんも驚くほど、母の容体は落ち着いていました。
しかし実に手際よくいろんな手入れをしてくれます。
そうそう、今朝もオシッコが出ていました。
本当に不思議で仕方がありません。
脱水症状は進んでいるはずなのに、ちゃんとオシッコは出るんですよね。
訪看さんに明日ケアマネさんが来られるので、うまいこと父に介護認定を受けるように一緒に説得してくださいとお願いしました。
「よっしゃ!わかった!」と快諾をもらいましたww
父は頑として介護認定など受けない!と言い張りますが、受けておいてもらわないと、いま母のところに来てもらっている訪看さんとの繋がりを保てませんし、先日は玄関の外でこけたって言っていたのでやっぱり手すりを付けたいのです。
ヘルパーさんが来て、部屋の掃除をするとか何か身の回りの世話をするなんてことは到底無理なのはわかっていますが
訪問看護師さんが、月に1回でもいいから来てくれることになれば、何かあった時に頼ることが出来て、私が安心できます。
それほど今回、訪問看護師さんの存在感の大きさに気づかされました。
相性もあるんだとは思いますけどね。
午前のクリニックの診療が終わった後には、主治医が往診に来てくれました。
その時には、母は熱も下がり、一段と呼吸も安定していました。
先生は自宅で看るという決断をした私のことを気遣ってくださり、ご自身の体験談も聞かせてくださいました。
本当にすばらしい人たちに救われています。
熱が下がっていたので、わきの下の保冷剤はやめ、夕方の訪看さんを待ちました。
夕方にはまた熱は38度まで上がっていましたが、やはり呼吸は落ち着いており、ベテラン訪看さんもここまで持ち直すと、もう常識を超えているとしか言いようがないらしく驚かれていました。
夜には、娘と二人の子どもといっしょに父を訪ね、母の部屋でトランプ(ババ抜き)をして盛り上がりました。(ゆいなが)
こんな風に出来るのも自宅介護のおかげだと思っています。
りおな(1)が昨日から体温が高く、今日測ってみると、38.6度ありました。
そのせいか、お昼寝の回数が増え、起きている時は一人遊びがあまりできずぐずります。
食欲もあり、お風呂も普段通り機嫌よく入っているんですけどね。
何の熱かな~
早く元のりおなに戻ってくれるといいのだけれど。
明日の朝までゆっくり眠れますように。
あまり頭の中がパンパンになりませんように。
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