母のおむつ交換や痰の吸引や栄養注入の話
今日も午後2時頃病院に行きました。
最近はもっぱら私一人です。
病室に着くと、看護師の皆さんは詰め所でミーティング中のようで、病室には誰もいませんでした。
仕方ないので、寝ているだけの母の傍らで立って待っていました。
その時から、ベッドの周りに悪臭が漂っているのは気づいていました。
だけど、誰も来ないし、どうにもできないし、ただ待っていました。
母のベッドは窓際ですが、その窓が20cmほど開いていたのが幸いでした。
20分ほど待っていたでしょうか。
ミーティングが終わったらしく、担当とおぼしき看護師さんが笑顔で私のところへやってきてくれて
「今日もいっしょにやっていきましょうか^^」と声を掛けてくれました。
毎回、行くたびに担当の人が違うので、今日はどんな人だろう?優しい看護師さんだといいな、とそんなところから私の心の葛藤が始まります。
病室に着いた時からわかっていた通り、お通じがありおむつ交換は大変でした><
今日は、慣れた看護師さんでも「うわっ!」と思う状態だったそうです。
備品も病院で使えるものって限られているから、余計に大変ですね。
おしり拭きのウェットティッシュがあるともっと便利なのにな、と思いました。
用意してもいいそうなので、明日は持っていくことにしました。
赤ちゃんがいるので、おしり拭きは潤沢にストックがあります^^
痰の吸引も教わりました。
今日は鼻からの栄養の注入は終わっていたので、少量の水を入れるのを教わりました。
今日でレッスン2回目です。
要領がわかってきました!
看護師さんも「上手ですね^^」とおだてて持ち上げてくれるので、気分が和らぎます。
実際にやってみて、家に連れて帰ることにして正解だったなと感じています。
それは、色んな意味で。
きっと大変なことばかりだと思いますが
今の私が本当に教えてもらいたいのは、大変な部分じゃなく、プラスの部分だったりします。
きっと「案ずるより産むがやすし」だろうと思えるようになってきました。
そう思わないと「今」を乗り越えられません。
今が不安で仕方がないんです。
結局病院には1時間半もいて、岐路につきました。
自転車を走らせていると、家につく直前にケアマネージャーさんから電話が入りました。
訪問看護師さんが見つかったそうで、あす以降、看護師さんから直接私に状況を聞くために連絡が入るそうです。
ひとつずつ、一歩ずつ、前に進んでいることだけは確かなようです。
今日はAmazonで買ったルータの無線LAN中継機が届きました。
私が隣の実家にいることがほとんどになってしまうので、自宅のインターネットを隣の実家でも使えるようにしたかったのです。
実家の台所の窓際であれば、アンテナが1本立っていて、かろうじてWi-Fiを拾っていたので、一か八かで中継機をそこに設置してみることにしました。
すると、見事にMAXの電波を拾うようになりました!
最初はうまくいってなかったから、思わず娘とハイタッチしちゃったよ。
設定は確かにWPSボタンを押すだけではあるけれど
それだけじゃあ繋がらなかったからね!やっぱり取り説が不親切だわ。
で、私があれこれやっていると、機械にとんと疎い父が「何?」と聞いてくるので
一応、インターネットがね、無線がね、Wi-Fiのね、電波が弱いからね、それを増幅する子機をね、、、
と説明しましたけど(笑)
きっとまったくわかっていません。(わかるはずがない)
介護用の寝間着やら、おむつやら、アルコール消毒綿やら、吸引チューブやら、使い捨て手袋やら揃えるものがてんこ盛り。
Amazonのほしい物リストが、介護用品で埋め尽くされてきています。
この辺を買おうと思っているのだけれど、人のレビューだけじゃなんともわからないのが正直なところです。
返品無料なので、とりあえず買ってみたらいいか。
Amazon、超便利で助かる。
折しも今日は母の87歳の誕生日でした。
ディスカッション
コメント一覧
どらみさん、こんばんは!
今日も1日頑張られたのでしょうね!毎日本当にお疲れさまです。
先日の記事で、激動の3週間の出来事を拝見しました。
書き並べると数行ですが、様子が映像となって頭に浮かんできます。
転院の話もよく分かりますし、疑問に思われたことも。私も延命は断りました。
本当に短期間にいろいろな出来事があり、大切な決断をされてこられたのですね。
疲れきって当たり前です。でも今は超前向き!絶対に乗り切れます!
お母様の受け入れ態勢、着々と進んでいるのですね。
お子さん、お孫さんのお世話の経験もフルに生かされていると思います。
ただ大人は(子供より)体が大きい、しかも硬いので、くれぐれも腰を痛めないように、
お気をつけてくださいね。
匂い、なかなか凄いでしょう。脱臭・消臭剤は必需品ですね(・・;
そして、お母様、反応はされなくても、耳は聞こえていますので、
何かしてあげる時には「これから○○するからね」と声かけすると、それだけで安心なさると思います。どらみさんがいろいろ尽力されていることも分かっておられて感謝なさっていますよ。
お父様も同じお気持ちだと思います。
文面からちょっといい方に変わられてきた感触があるのですが。
体調も60%ぐらいなのですね。食欲の方はいかがですか。
一にもニにも体力勝負の部分がありますので、しっかり栄養と睡眠をとってくださいね! そしてかわいいお孫さんに癒やされて(*^^*)
今日も早くにお休みくださいね。
京とらこ さん
今日、18時半頃父のところに行くと、部屋で居眠りしていましたが
私が来たのを見て目を覚まし、部屋から出てきてあろうことか「まだ朝飯食うてない」
というではありませんか。
16時過ぎに夕飯を持って行った時には11ヶ月のりおなにバナナを食べさせていつもの父でしたし、夕飯は全部きれいに食べて台所に食器は洗って置いてありました。
まるでここ数ヶ月の母の見当識障害が移ったかのように、父までもが同じように朝と夕方を勘違いし始めました。
あれほど母のことを罵倒していたのに。。。
その後は、正気に戻ったのか?勝手口の一箇所の鍵をまだかけていないことを帰る私に向かって告げたので、しっかりしているようでしたが、、、
また私の心配事が増えてしまいました。
胃に穴が空きそうです。
もう空いてるかもしれませんが、、、
お疲れさまです。
おそらくお父様にとって、今まで一緒だったお母様が倒れて、さらに意識不明。
ご自身は高齢のため、ご自分で様子を見にいけない、
でも自宅に戻ってくるらしいなど、状況が目まぐるしく変わって、不安でいっぱいの状態だと思われます。 うちの母も父がICUにいた時は、毎日バスと電車に乗って病院に来ていましたが、ICUから救命病棟に移った頃に「どうやってここに来たか、わからない」と言い出しました。当時の私は認知症の知識もなく「ちゃんと1人で来ているじゃない」としか言えませんでした。
どらみさんも、お母様だけでも大変なのに・・
でも、できれば、お父様に「お父さんも辛いし、大変だよね。お母さんが帰ってきたら、お父さんが頼りだから。私もできるだけ頑張るから」のようなことをおっしゃってみてください。すぐには効果がなくても言い続けると、その気になって下さると思いますし、どらみさんとの関係も変わってくるはずですよ(^・^)
でも、(滅多にしない)昼寝していて起きた時、「しまった!寝坊した!」と思ったこと、私もありますよ。勘違いなら大丈夫ですよ。
それから(蛇足ですが)、家族に認知症の症状がでると、まず家族は「今まではこんなのじゃなかったのに」とまず怒りの状態になります。→そして「諦め」→「現実を受け入れる」という段階を踏んでいきます。ですからお父様の反応も分かりますよ。
母と同居していた弟もよく怒っていました。
認知症は、御本人が一番不安で辛いので、安心させてあげると落ち着くようです。
うちの母(最後は要介護5)も然り、主人の母(現在要介護1、89歳)も同様に対応しています。なかなか身内には実行しづらいかもしれませんが。
この情報が少しでもお役にたてば幸いです。
最後に、お母様、87歳のお誕生日おめでとうございます。(うちの母も昭和7年生まれです。)