人工呼吸器やら延命処置やら初めて対峙することばかり

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あれから6日経ちました。

26日(木)は、自分の体がもう限界で、お休みしましたが

それ以外は毎日病院に通い詰めています。

金曜日は、義姉と初めていっしょに行きました。

ちょうどタイミングよく、主治医からの説明が聞けました。

水曜日に、あらためてCTを撮ったそうで、その画像と最初の画像を見比べながら説明がありました。

特に止血の処置をしているわけではないけれども、自然に出血は止まっていて、脳幹の圧迫が減り、自発呼吸が増えてきているということでした。

だから意識が戻る、というものではありませんが。

現在の人工呼吸器は口から肺までチューブが繋がれているのですが、それはあくまで応急処置で、2週間以上チューブをそのまま入れておくことはできないそうです。

なので、来週には、気管を切開して人工呼吸器を装着するか、チューブを抜いて自発呼吸だけで様子を見るかの二択だと言われました。

もちろん、チューブを抜く前には自発呼吸の割合が増えていることが大前提なので

それまで少しずつ人工呼吸器の補助を減らしていって様子を見ながら・・・になります。

母からは「万が一の時には延命処置を拒否する」という旨の文書を預かっていたので、それを主治医にも見てもらいました。

主治医から聞いた説明の解釈が間違っていなかったら

自発呼吸のなくなっている患者に人工呼吸器を装着した時点で、それが延命処置に当たるようです。

だから、病院に運び込まれた限り、人工呼吸器の助けがないと呼吸ができない患者のチューブを抜くことはできない、ということなんでしょう。

だけど、自宅で倒れているのを発見したら、救急車を呼ぶしかありませんよね。

イコール延命処置を受けることになってしまいます。

二択のもう一つ

自発呼吸ができるようであれば、一旦初めに入れたチューブを抜いて様子を見るという選択ですが

もし、抜いた直後に自発呼吸が止まってしまった場合は、すぐに再挿管することになるので、チューブを抜いたことにはならないそうです。

あくまで、今取り付けている人工呼吸器を外して、しばらく(どのぐらいかはわかりませんが)自発呼吸ができていた場合

再変して呼吸が止まった時に、人工呼吸器の挿管(つまり延命処置)を「拒否」することは可能なんだそうです。

意識が戻らず心臓だけが動いて寝たきりの状態が続くことは、本人も家族も望んでいません。

それどころか万が一にでも意識が戻ることがあったら、本人はもっと辛い思いをしなくてはなりませんし、それを見ている家族も、もっともっと辛い思いをすることになるだろうなんてことは容易に想像がつきます。

なので、とにかく人工呼吸器を外せるかどうかが次のステップになりそうです。

その先のことは、わかりません。

「先のことがわからない」というのが日常の中心にドデーンと座っています。

毎日、担げない荷物を一人で担ぎ続けているような心境です。

だけど私が担ぎ続けるしかないんですよね。

残された父の事もありますから。

私しか、いませんから。

毎日が大変すぎて大変すぎて、ギブアップしたいです。

朝は早めに目が覚めますが、二度寝ができなくなってしまいました。

目が覚めると、考えてしまうことがいっぱいで頭の中がパンパンになります。

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コメント

  1. レオママ より:

    どらみさん、とっても辛い立場になっていて…
    私も似たような状況でした。
    私にも兄がいるのですが父が闘病中に、階段から転落。脳挫傷で一命は取り止めたものの、、、だから私が介護から葬式、相続全て一人でやりました。そして、父の姉が独身で面倒を見る人がいず伯母の介護もお別れも私一人!母もつい最近迄私が見ていました。
    星回りと、言ってしまえばそうなんですが義母の世話もして
    なんかなんで、私だけ。何十年も辛かったですね!だから、どらみさんの大変さ!よーく解ります。力を抜いて考え過ぎないようにしないとどらみさんが倒れてしまいますよ!どうぞ自分を大切にしてあげて下さいね‼また、ここで愚痴って下さい。誰もが良くやっているのは、解っていますから!体験した、人には解りますから!お母様お大事に。

    • どらみ より:

      レオママ さん

      お父さんの闘病中に、お兄さんが階段から転落されて脳挫傷ですか?!
      それってとんでもない状況じゃないですか。
      自宅の階段でしょうか?
      気をつけないと何が起きるかわかりませんね…
      気をつけていても、どうしようもないことも起こりますし…

      また何か分からないことがあったら相談させてくださいね。

  2. ののたんとおいたん より:

    こんばんは、どらみさん

    タイガースブログに違和感を感じてはいたのですが
    まさか、このような事態になられているとは
    思ってもいませんでした。

    辛いお気持ち・・・よく分かります。

    人工呼吸器、、、
    自分の父も経験してますが、凄く苦しいと聞いてました。

    心肺機能が低下しての、人工呼吸器の使用なので
    父の意識はあったので、傍にいて、何もしてあげれなくて

    その時にね・・・
    おとうが、『 殺してくれ 』って伝えてきた事が
    ものすごく辛かったです。

    どらみさんのお母様、状況的にはよくないと思いますが
    意識がないという事に、少し救われている自分がいます。

    頑張って下さいと、応援しかできないのですが
    どらみさんの事を信じています。

    何かあったら、ブログで吐き出して下さい。
    書く事も、言う事も、言霊になって力が宿ります!!!
    パーちゃんも、どらみさんの背中を支えてるよ☆彡

    • どらみ より:

      ののたんとおいたん さん

      21日の土曜日、午後8時過ぎ、言いたい放題タイガースの記事を書き終わって、公開ボタンを押そう・・・と思った瞬間、父から電話が掛かってきました。
      あと5分でも連絡が遅かったら、自分がお風呂に入ってしまっていて、すぐに駆け付けることができず面倒なことになっていました。
      それからは人生で一番心臓がバクバクした時間が深夜まで続き
      その日、お風呂に入れたのは午前0時を過ぎた頃でした。

      試合も残り少ないし、出来ればあっちは何事もなかったように更新し続けようと頑張ってみましたが
      やっぱり限界がありましたね><

      阪神ファンの皆さんが応援コメントをくださったことには感動しました。
      パールの時と同様、優しい言葉が一番刺さります。

      今日は久しぶりに誰も来ず、ほとんど誰の世話もせずに済み、休むことができました。
      明日からまた頑張ります!
      いつも見守ってくださり、ありがとうございます!

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