大阪市のワクチン接種に行ってきた感想
ワクチン接種は集団接種がおすすめ
区民ホールでの集団接種に付き添ってきた話は昨日しましたが
その時に感じたことを少し
そもそも接種がスタートするのは9時20分が最初のようです。
そして接種会場に係りの人が配置されるのは9時です。
つまりそれ以前に行っても案内してくれる人は誰もいませんので
早めに行っておきたいと思う人も、9時以降に着くように行きましょう。
とはいえ、ご老人方は皆さん早めが大好きなので、私たちが8:50頃に着いた時点で、すでに何人かの人がパイプ椅子に腰かけて待っていました。
3列に並べられていたパイプ椅子の一番前が空いていたのでそこに座っていたのですが
私たちの後で、高齢のご婦人が一人でやってこられて私の隣の椅子に掛けられました。
付き添いもなく足取りもしっかりしているし一人で来られて偉いな~と思っていたのですが
しばらくすると何か不安なことがあったのか、係りの人のところに尋ねに行かれました。
どうやら、ちゃんと予約できているか不安だったみたいです。
係りの人は紙に印刷された予約番号を照合してくれているようでしたが
残念ながらそのご婦人の番号はありませんでした。
だけどその場で係りの人がとても親切に対応されている姿に胸が熱くなりました。
役所仕事はとかく事務的になりがちなことが多いという印象が強かったですが、もう昔の話ですね。
私がご婦人に話しかけると「電話したかどうかも、もうわからないんですよ・・・」と心細そうでした
もっと話を聞いてあげたかったのですが、自分たちの順番が来たのでその場を後にしました。
難しいでしょうね。ご高齢の方が一人で予約をしてちゃんと予約日時に接種会場に足を運ぶ、、、ということだけでも。
他の男性も「予約はしてると思うけど、予約したとわかるものは何ももってないけど大丈夫か」と聞きに行っていました。
電話だとね・・・そうなるよね。
予約は電話より断然ネットがおすすめ
ネット予約だと、メールアドレス宛に予約完了通知が来ますし、画面を印刷して持っておくことも出来ます。
前日には予約日が近づいてきました、というメールが再度来ますので間違うことはありません。
だけど、85歳以上の高齢者がPCやスマホやメールを自在に使いこなせる人は少ないですもんね。
ボランティアを募ってくれればいくらでも手伝えるけどな。
予約から付き添いまで、一から十までお膳立てしてもらえる父は恵まれている方だと思ってしまいました。
それでもブツブツ文句を言われましたけどね。
「椅子が固くてケツが痛い」とか!
早く行き過ぎるからやろ~!
次に行くときは、止められても座布団持って行ってやる~!
区民ホールでの接種場所はパーテーションとカーテンでしっかり仕切られています
医師の問診と接種が同時です。
ブースの数を数えませんでしたが、10分間隔で予約を受け付けているその人数分と同じぐらいあったような気がします。
10分間に受付人数が8人だとしたら8ブースあったのかも?
なので待つことなくスムーズに接種が進みました。
超高齢者が対象なので、もしかすると受付人数が少なめになっている可能性もありますね。
何しろ会場内の移動だけで時間がかかりますから。特に父のような半身まひで杖をついている人は。
接種場所での問診でも、医師から聞かれたことに返事をすればいいのに
自分の気になっている病気のことをグタグタ喋りだすのも困ったもんです。
今日は診察に来たんちゃう!ちゅーねん!
思わず私が遮って「主治医から接種を受けても大丈夫だと言われて来ています」と言ってやりました(笑)
TVのニュースで接種済みの注射器を別の人に使用してしまった
などと聞きますが
大阪市の区民ホールでの集団接種においてはそんな間違いが起こりえないと思いました。
接種した後はすぐ、専用の器具で針を抜き、専用の容器に注射器を捨てていましたから。
あれでは間違えようがありません。
それにしてもワクチンの準備が大変そうです。
打つのは簡単と長尾先生も書かれていましたが、本当に準備で9割が終わると痛感しました。
日本中に賢い人がいっぱいいるんだから、英知を集めてさらに効率よく摂取できるようがんばってください。
と、一般市民はお願いするしかありません。
それにしてもなんでこんな大事なことにマイナンバーが活用されないんでしょうね・・・。
賢い人たちもっとがんばってください!
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