台風21号が怖かった話
生まれてから記憶の中にある台風で、一番恐怖を感じた台風でした。
特にミヤネ屋の放送中(午後2時頃~4時頃)は、すさまじい風で家が揺れるのを感じるほどでした。
これまで、直撃といってもぜんぜんまったく風も吹かない雨も降らない台風ばかりだったので甘くみていました・・・
閉められる雨戸は全部閉めましたが、何しろ南風がすごい。
南向きのベランダに置いたままにしていたゴミ箱などが飛ばされるかと思いました。
なんとか、ベランダ内にとどまってくれましたが。
幸い、屋根や看板が飛んでくるということが周囲になかったので、窓ガラスが割れるということはなく救われました。
それにしてもすさまじい風(大阪の最大瞬間風速は58.1メートル)だったので
電気は何度も消えかけるし、TVのアンテナ(ケーブル)も強風で揺れているのか、映像が映らなくなったりして
妊婦と3歳児と私では恐怖でしかありませんでした。
その後、TVで流れる映像を見て、うちの周りがこれでもずいぶんマシだったんだと気づきましたが
自然のエネルギーのものすごさに、ただ呆然とするしかありませんでした。
今日は朝早くから暴風波浪警報が発令されていたため、保育園もお休みでした。
まださっき起きたばかりの私の携帯に6:58に母から着信があり、心臓がドキドキしました。
そんな朝早くに電話が鳴るなんて、ろくな用事じゃないのは取る前からわかっています。
でも、幸いちょっと認知症か?と思うような母の話に胸をなでおろしました。
内容?
「台風、けーへんやんか、なぁ?」
「台風、けーへんゆーてんのに、おじいさんが縁側の窓に段ボール貼ってんねん、もう、大変やわ」
「竿もくくるゆーてるしな」
という愚痴?
私への確認?
台風が直撃するかどうかはTVを点ければすぐわかることなのに・・・
さすがに言っていることがトンチンカンすぎて心配になり、顔を見に行きましたが。
父の行動が正しいことは言うまでもありません。
3歳11カ月のゆいなも、あまりの強風とベランダの惨状を目の当たりにしてメチャクチャ怯えていました。
何度も何度も
「ここのおうちはこわれへんなぁ?」
と大人に聞いてきていましたw
「大丈夫やで~壊れへんで~」と答えながらも
早く台風すぎてくれ~~~~~!
と祈るしかありませんでした。
そんな中、一番驚いたのは、大阪市のゴミ収集でした。
今日は午前中に資源ごみの回収があり
午後には紙ごみの回収がある曜日でした。
だいたい毎週午後2時過ぎ頃にパッカー車がやってきます。
でも、さすがにこの暴風雨。
うちも紙ごみがたまっていたので出したかったのですが、表に出しておいたら、吹き飛ばされてしまうのは子どもにでもわかります。
なのに、すぐ近くにペットボトルを45Lの袋に入れて出したままにしている家があることに驚いていました。
でも、午後2時過ぎ、定刻通り、ゴミ収集車がやってきたことには目を疑いました。
一番雨も風もすさまじい時間帯だったから。
そしてパッカー車の後ろにはいっぱい段ボールゴミが入っていたことにも驚きました。
台風の日にゴミ出すんかい!って。
道路では横倒しになった車がいっぱいあったようなのに、よくぞ大阪市はゴミの回収をあきらめなかったものです。
阪神高速も通行止めになっていなかったことにも驚きました。
たぶん、最近の大阪の人はこんなひどい台風の経験はないので、わたし同様、甘く見ていたんではないのかな?と思いました。
それにしても怖かった。
滅多なことで止まらない近鉄南大阪線も、正午以降運休しているようです。
午後9時過ぎには、点検のための車両でしょうか?
時速10kmぐらいの速さでのろのろ走って行きましたが。
再開するつもりか?と思いましたが、その後も止まったままのようでした。
こんなすごい台風が来ると、学校はもちろん休みになるし、百貨店も早々と臨時休業をします。
でも、ホテルってそうはいかないんですよね。。。
今は関係がなくなっていますが、思わず、客室の清掃はどうしてるのかな?と気になってしまいました。
人手の数が命の仕事だけに、メイクさんが確保できないと客室もその日稼働できないからね。
誰かがものすごい負担を強いられてなんとかするんだろうけどね。
そのものすご~~い負担を強いられていた立場にいただけに、気になった日、でした。
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