【在宅での看取り】行政書士さんとの相談編
人が亡くなると必然的にいくつかの手続きが発生します。
その時にやっぱり何事も事前準備が大切だと痛感させられます・・・。
だけど故人になってしまってからでは、後悔しても手遅れ、なんですよね。
親族として最初に行ったのは、役所への葬祭費の請求でした。
母の場合は後期高齢者でしたので、役所の窓口に葬祭費の領収書と、受け取り方法として振込先口座のわかるもの(通帳やカード)と認め印を持参すると、5万円が支給されます。
その際、領収書の宛名は、父の名前ではなく、あえて私の名前にしてもらいました。
私が窓口に行って手続きをするので、面倒をなくすために。
今は年金とマイナンバーが連動しているので、年金事務所には未支給年金の請求手続きだけで済みます。
母の場合は11月に死亡したので、10月分と11月分の年金を受給する権利が残っています。
普通は12月15日に振り込まれるべきものですが、振込されてもされなくても請求手続きは必要になります。
最寄りの年金事務所に電話をして、要件を告げると必要書類を教えてもらえます。
請求者は配偶者である父になりますが、もちろん行けないし手続きできないので、私が代理で行くことになります。
母の年金証書、死亡診断書のコピー、母の戸籍謄本、認印、父の銀行口座のわかるもの、父と母のマイナンバーカード、父からの委任状、私の身分証明書などを持参することになっています。
予約日は28日になりました。
この辺も、行政書士さんが丁寧に教えてくださったので、安心できたポイントでした。
もっとも、葬祭費の請求に役所に行ったときにも、窓口の人が教えてくれましたけどねw
まず電話で相談日を予約する、というのを教えてもらっただけでも助かりました!
他には銀行の定期預金口座を解約して払い戻しをしてもらわなくてはなりません。
そこで、必要のある銀行のうち、まともそうな(笑)都市銀行から相談に行ってみることにしました。
口座のある三菱UFJ銀行の支店に行くと、東京の相続オフィスとテレビ電話がつながる専用のブースに案内されました。
もちろん通帳を持参していましたので、テレビ電話を通して、聞かれたことに答え、ブース内にある専用の書類を受け取り、準備するべき書類の説明を受けて帰ってきました。
この時点で、口座は凍結されるようです。
さすが都市銀行!ちゃんとしてる!
ただ、預金に関する遺言がなかったので、故人の出生から死亡まで連続した戸籍謄本が必要になったり、相続人全員の戸籍謄本や印鑑証明や実印が必要だったり面倒極まりないです。
一緒に住んでいるわけじゃないですからね。相続人全員が。
母の戸籍謄本を住んでいる役所で取れるところまで取ってきましたが、まだ出生の部分の謄本が取れていないので、最低でもあと750円かかります。(計2,700円)
それに加えて父を除く相続人全員の謄本だと私、兄(故人)、甥、姪、姪の5人分だとしても2,250円
印鑑証明が5人分で1,000円
それだけでも5,950円
もう定期預金の利息なんか吹っ飛んでるでしょう?
2017年5月から「法定相続情報照明制度」という新しい制度が出来て、法務局に届けると1枚の紙に相続情報がまとめられたものを作ってもらえるそうですが
三菱UFJ銀行の相続オフィスに聞くと、提示した戸籍謄本類は希望すればコピーを取って返却してくれるそうなので、今回はその方法で順に銀行に申請に行こうと思っています。
手続きを同時に進めたい場合や手続き先がたくさんある場合は「法定相続情報照明制度」を利用した方が便利かもしれませんね。
写しの発行は無料ですしね。
戸籍謄本類をいっぱい揃えて、直接銀行に行くか一旦法務局に行くかの差です。
ただし民間の金融機関の場合、この制度が利用できるか出来ないかは金融機関ごとに決められているので確認してからの方がよさそうです。
三菱UFJ銀行は利用可能でした。
私は法務局に行くのが面倒そうなので、直接銀行に行って戸籍謄本を使い回す作戦で行こうと思います。
まぁ2行だけなので。
とりあえずは28日に年金事務所に行ってからかな。
明日はやっとレンタルしていた介護用品の引き取りに来られます。
ベッドが場所を取っていたので、これで少し部屋の中が片づきそうです。
12月12日に父の介護認定調査日が決まりました。
父は認定を受けること自体「無理やりやらされた」と嫌がっていますが、私のために受けてもらいます!
転倒はするし、血管が一本破裂したら終わりとか言ってるし、恐ろしすぎます。
それにしても霊障、すごいです。
寒くもないのに、夜寝てから2回もトイレに起きてしまうのも、その影響じゃないかと思っています。
これまで朝まで一度もトイレに起きずに眠れていたのに。
ディスカッション
コメント一覧
どらみさん、おはようございます。
まだまだお忙しい日々が続きますね。
お宅は浄土真宗だったのですね。
失礼いたしました。
さっそく書類と格闘ですね。
全部自分でできますので、お体に気をつけながら頑張ってくださいね!
ご存知かと思いますが、平成19年に戸籍法の改定で、役所の都合で、手書きから電子化されたので、住所が変わっていなくても改定前の戸籍が必要と言われ、¥750追加! 何でやねん?って思いました(・へ・)
現行以外の戸籍謄本は¥750かかるし。
取り寄せるさいに使う郵便小為替は1枚につき¥100手数料を取られます。
これからはお父様の心身のサポートも必要になってきますね。
今回の試練を乗り越えたどらみさんならきっと大丈夫だと思いますが、
お疲れが溜まっているので、本当に本当に御身大切になさってくださいね。
京とらこ さん
私も今回戸籍謄本を取って初めて改正原戸籍ってなんやねん!って思いました~!
そっちが勝手に戸籍を作り代えたくせに、なんで追加で手数料取るね~ん!ですよ。まったく。
出生時の戸籍は隣の市なので、間違いのないように足を運びますが、他府県でも遠方だったら郵送に頼るしかなくなりますよね。
ほんとにこんな大変な戸籍制度、なんとかならんのか!と思います!
父は相変わらず毎日人の言うことを頭ごなしに全否定して生活しています。
私のこの心労・・・伝える術もありませんが、すごいです。
毎日食事を運んでも、「おいしかった」と言ってもらえることもありません。
父のために玄関周りに手すりをつけようとしているのに、それも「いらん」のひとことだし。
で、足はフラフラ。
あっという間にこけそうです。
で、二言目には「おかしいな~こんなことなかったんやけどな~」ですって。
毎日じっと座ってるだけじゃ、そりゃあ足も立たなくなってくる!ってもんです。
私は毎日プチ筋トレを頑張っています!
一生続けます!
どらみさん本当にお疲れ様です。忙しいなか、お返事も頂き有り難うございます。
人、一人の人生を閉じるのは大変な事なのですよね。80数年の人生は、色々な軌跡があり、それら全てを閉じるのは本当に大変だと思います。
どらみさんは全てにおいてそつなくこなす方なので私の持っている知識等何の役にも立たないだろうと、、、、
そんな事を思いながら、静観させてもらっていました。
どうぞ身体大切に、お疲れがでませんように。
レオママ さん
役所の手続きは、一通りやれば終わりますが、お寺とのお付き合いを今後どうするのか、など、悩みは尽きませんね。
自分は、一切の面倒を子どもに掛けないように人生を閉じようと決意を新たにしています(^^ゞ
葬儀はなしで直葬で火葬だけで十分だし、遺骨も残す必要ないし、仏壇もお墓もいりません。
あちらの世界はどうなのか、行ってみないとわかりませんが(笑)
パールに会えるかな?楽しみです。