【終末期 在宅での看取り】オシッコが多量で漏れる
昨夜は、少し落ち着いて眠れたような気がします。
そうは言っても普段のような睡眠状態ではないと思いますが。
ゆっくり心おきなく寝てみたいです。
今は目が覚めた瞬間から不安にさいなまれます。
今朝も7時前に母のところに行くと、ここ数日見たこともないような痰が口からタオルに流れていました。
ベッドの体位自動変換機能を切って横向きに寝てもらっているのは、この痰が喉の方に落ちていかないためでもあるのですが、これまでで一番口の外に流れていたような気がします。
口の中に残った痰も吸引して口の中をきれいにし、熱を測って保冷剤を交換し、体位を変換して一旦自宅に戻りました。
その時から、お布団をめくるとオシッコのにおいがするな、とは感じていました。
次に9時に訪看さんが来られるので訪ねて行き、おむつ交換を手伝おうをすると、なんと背中まで漏れており、ちょうど防水シーツも外れてしまっていて、寝間着はもちろん、その下のシーツも濡れていました。
まさかこの時期にこれほどの尿量が出るとは思わず油断していました。
排便はもう2週間ありません。
ベテラン看護師さんが一緒でしたので、手際良く着替えやシーツ交換をしてくれました。
本当に頼りになります。
今夜穿いてもらっているオムツは4回分の吸収量のあるタイプなので、たぶん明日の朝は大丈夫だと思うのですが。
最初に買って、今朝まで穿いていたオムツは留置カテーテルを付けていて、オムツに直接オシッコが出ない時に買ったものなので、2回分しか吸収しないタイプでした。
それもあってもれてしまったんだと思います。
いや、それにしても・・・
もう13日間も水分を摂っていないのに・・・
発熱は高くて38度台が多くなりました。
低いと36度台のこともあります。
夜、最後に測った時は37.8度でした。
午後の訪看さんは15時前に来られました。
その時、一緒にケアマネージャーさんも来られて、父に介護認定を受けることを説得してもらいました。
やはり予想通り「いらんものは受けん」と断っていましたが
「じゃあ、こんなこと(母と同じようなこと)になったらどうするん!」と私が言うと
「それから受けたらええがな」
と言うので
「それからやったら2ヶ月待たな認定調査も来てくれへんから間に合わんねん!」
と言って、なんとか認定調査を受けることを承諾してもらいました。
父も脳に繋がる首の血管に爆弾を抱えていて、少しでも血圧が上がり過ぎると血管内で乖離が起きて帰らぬ人になるかもしれない状態なんです。
コロリといければいいのでしょうけど、寝たきりになることだって十分に考えられます。
介護保険というと、ヘルパーさんというイメージでしたが、今回の母のことでそのイメージは私の中で一新されました。
ヘルパーさんを利用する予定ではなく、訪問看護師さん、特に、今回お世話になっている看護師さんに継続して父の状態を診てもらいたいので、どうしても利用したいのです。
頻度は月に1回でもいいし、父が拒否しないなら週に1回でもいいと思っています。
母の心配をしながら、それ以上に父の心配も同時進行している、そんな状況です。
明日は週2回来てもらっている訪問看護ステーションさんの日です。
週7日のうち5回と2回に分けて2つのステーションが入っています。
明日はどんな朝になるのでしょうか。
とっても不安です。
りおなの熱はまだ少し平熱よりは高いようですが、昨日よりは機嫌が良くなったような気がします。
お風呂が大好きで、一緒に入ると何分でも楽しそうに遊んでいます。
馬の鳴き声の真似や、羊の鳴き声の真似をしてやると、ケラケラ、キャッキャと笑い声が絶えません。
そんな時間が平和だな~と心の底から思います。
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